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アブラ・メリン(術師アブラメリンの聖なる魔術書)

2023/09/15
アブラ・メリン(術師アブラメリンの聖なる魔術書)
The Book of the Sacred Magic of Abra-Melin the Mage
『アブラ・メリン』(Sacred Magic of Abra-Melin)は、パリのアルセナル図書館に埋もれていたフランス語写本の中から「メイザース」によって英語に翻訳(The Book of the Sacred Magic of Abra-Melin the Mage『術師アブラ=メリンの聖なる魔術書』)された。
前半の部分は15世紀の錬金術師である「アブラハム」がエジプトの「アブラ=メリン」より魔術を学び、それが広まったという過程の記述と、魔術についての解説。
(「クロウリー」と「メイザース」の魔術対決の際に用いられたことで有名。)
他人との関わりを絶って6ヶ月の期間に徹底的な自己の聖別を行い、『聖なる守護天使』を召喚して助力を得た後、悪魔(悪霊)を召喚(喚起)し、彼らを自分に従わせるための誓いをさせる、というもの。
悪魔との関係は『契約型』ではなく、「神の恩寵を得た自己がその力を以って相手を従属させて使役するもの」である所が特徴となっている。
聖なる守護天使の召喚から知識と交渉を得るまでの方法、悪魔を喚起して従えさせる方法、数多くの魔方陣(マジック・スクウェア)の図とその使い方などが載っている
残りはデーモンに関する「グリモア」。
「サタン」、「ルシファー」、「レヴィアタン」、「ベリアル」の四体がデーモンたちの統率者としてあげられている。
また魔術に関しては、「飛行」や「変身」など様々な実践の方法なども書かれている。